
UXライターである私の、 PMやデザイナーとの連携方法をご紹介します
Jan 12, 2023この記事はMediumのブログ:I’m a UX Writer. Here’s how I work with PMs and Designersの翻訳転載です。著作者のベン・デビースロマノさんの許可を得て公開しています。
初めての仕事に就く新人UXライターとおしゃべりするときは、ほぼ毎回のように、プロダクトチーム内でどのように作業するのが最善かということが話題になります。
確かに、私たちUXライターはデザインプロセスの早い段階から関与すべきだとか、プロダクトデザイナーがどんな提案を出してきても、それに従うべきだと言うのは簡単です。しかし、どうやってこれを現実に置き換えるかは、時として難しいものです。
すべてのプロダクトチームにはそれぞれのリズムがあるものですが、あなたはそこになじみ、必要なときにはいつでも必ず参加できるようにする、あなたなりのやり方を見つけることができるでしょう。以下は、恐るべき締め切り直前のmad-lib(アメリカの有名な言葉遊びゲーム)的コピーラッシュを回避するため、私が特にPMやデザイナーと一緒にやったいくつかのことです。
私の会議ではありませんが、ずっとうまく構成されているように見えます…
Photo by Jason Goodman on Unsplash
PMおよびデザイナーと行う毎週のキャッチアップ
そして時折、開発者も。もし彼らが仲間外れにされたように感じていて、私たちと一緒に言葉のオタクになりたいのであれば…。
昔ながらのやり方ですが、そこには理由があります!あなたはUXライターとして、一度に複数のプロダクトチームをサポートすることがあるかもしれません。各チーム内で何が起こっているかを話し合うため、毎週30分の時間枠を設けることが役立つとわかりました。
原則として、私は1つのチームだけで作業している場合はスプリントプランニングに参加するだけです。そのため、複数のチームのために複数のプランニングに毎週参加することが現実的でない場合、これは非常にうまく機能します。
この席上では、PMとデザイナーが、計画全般とスプリントの状況ついて私に最新情報を伝えます。次に、どこでサポートを得られるのかという話しになり、それが、私が会議後に乗り込んでいく場所となります。
これは、小さなコピーの変更を確認するのにも最適な会議です。私は、一行のコピーをすぐに確認するようメッセージしてくるデザイナーやPMに悩まされることはありませんが、彼らは自然にキャッチアップの場でコピーの変更を取り上げ始めたことがわかりました。私からのフィードバックについて話し合うことができ、コンテンツデザインのアプローチについて彼らにインサイトを与えられるため、これは完璧に機能します。つまり、コピーを書く必要があるとき、彼らはより自信を持ち、私のフィードバックを念頭に置いているということです!
そして、私たちは皆忙しいので、事前にSlackを簡単にチェックして、キャッチアップで話し合うべきことがあるかどうかを確認します。何もない場合はスキップします。会議を変更する権限を全員に持たせておくと、うまくいくこともわかりました。必要に応じて誰もが会議の時間を変更でき、他の人に依頼をする必要もありません(つまり、出席者が会議をスキップすることが少なくなります!)。
デザイナーズミーティングに押し掛ける
私が今所属しているチームは、批評やデザインレビューを含むすべてのデザインミーティングに、私がリクエストするまでもなく参加させてくれます (夢のようです💖)。
しかし、私はそうでない企業と仕事をしたこともあり、その結果、自分がどこで関わってプロダクトデザイナーをサポートできるか、見極める機会を逃してしまいました。そのため、必然的にコピーが後回しになり、影響力を持たない穴埋め要因としてのライターになってしまうのです。
デザイナーズミーティングでは、批評とレビューを交えながら、UXライティングに基づくトピックも取り上げます。時には、デザイナーに提案を書いてもらうために、何も書かれていないインターフェイスを持っていくこともあります。これは、コピーにアプローチする際のベストプラクティスの知識を広めるだけでなく、私が直面している同じ問題に、プロダクトデザイナーたちがどのようにアプローチしているかを知る絶好の機会でもあります。
オフィスアワーを設ける
私は一部の職場で、水曜日の午後全体を「オフィスアワー」としてブロックしています。オフィスアワーには誰でも来ることができて、UXライティングとは何かについてチャットしたり、問題について私の意見を聞いたり、コーヒーを飲みながらカジュアルなコンテントセラピー(コンテンツに関する、より良いアイデアを引き出すためのおしゃべり)を受けたりできます。これは、普段はあまり一緒に仕事をしない人たちと知り合う素晴らしい方法であり、私が付加価値をつけられるプロジェクトに参加する足掛かりにもなっています。
私の現在の職場では、UXライティングチームは、普段UXライティングのリソースにアクセスできないチームのために、週に数回、定評のあるオフィスアワーを開催しています。そして、オフィスアワー参加者には、しばしば3人か4人のUXライターがつき、アドバイスを行います。
共同執筆セッション
ほとんどの時間、私は人目につかないように、自分のプライベートなFigmaファイル上でコピーをいじっています。隠したいことがあるわけではありませんが、最終版ではないコピーへフィードバックをもらうことは避けたいのです。
ただし、コピーをチームと共有して進行状況を示し、共同執筆を依頼する方が役立つ場合もあります。私からすると、自分の取り組みを別の視点から見ることができますし、特にプロダクトデザイナーからすると、コンテンツデザインのアプローチを実際に見ることができる絶好の機会です。
さらに、あなたは何回、彼らから、文法やタイプミスがひどいと批判されるのが心配だと言われたことがあるでしょうか?(ひょっとしたらこれは私だけかも。私は小うるさいのかもしれません 😏🤔)人々があなたがライターだと知っているなら、きっとあなたが誤りを指摘してくるのだろう考えます。共同執筆はこれを打ち砕き、あなたをより人間的かつ親しみやすくするのに役立ちます。特に、彼らがあなたの手掛けたドラフトに間違いや誤字を見つけたときに…。
専用のUXライティングSlackチャンネルを開設する
小規模なチームでは、UXライティングのことなら何でも話せる独自のSlackチャンネルを立ち上げ、そこでそこで自分が注目を浴びるようにするのが効果的だと思います。👑
オフィスアワーのリモートバージョンのようなものです。私はすべてのPM、デザイナー、エンジニア(およびその他の関心のある人)を招待します。彼らはここで私に質問することができます!やり取りを公開することのポイントは、他の人が私の回答を見ることができ、うまくいけば何かを学べるようにすることです!また、公に質問したくない人でも、ダイレクトメッセージで私に質問できます。
さらに、時折、ディスカッションを始めてアイデアを広めるために、ブランドボイスのユーザーテストや、コピーを最適化することでコンバージョンを改善する方法など、興味を引くような記事を投稿しています。
そして、あまり反応がない場合は、センテンスケースvsタイトルケースについてだったり、オックスフォードコンマについてだったりと、何かしら議論を呼びそうなものを投稿してください…必ず上手くいきます。
プロダクトロードマップの計画に参加する
私は、ロードマップの計画会議に参加するのが好きですが、多くの場合、それは貢献のためではありません。むしろ、会話に参加して耳を傾け、今後の予定について洞察を得て、自分がどこに関与してサポートしたいかについてあらかじめ戦略を立てるためです。
そして時折、コピーに関する実験やユーザーテストについてやんわり提案することもあります(あるPMは「ガツガツ要求する」と言いましたが)。
さて、あなたにとって何が効果的でしたか?もしこのトピックに興味があるなら、次の記事もご覧ください。
How a product designer and UX writer create team synergy(英文)
UX Writing and UX Design: How to Bring Them Together(英文)
And on the flipside: How to work with UX Writers(英文)
翻訳:Chieko Kubo