UXライターとしての私の人生をまとめた6枚の写真
Jul 07, 2021この記事はMediumのブログ: 6 pictures that sum up my life as a UX Writerの翻訳転載です。著者のグレタ・ファン・デル・マーヴェさんの許可を得て公開しています。
1.
「2行に収まるように書いてくれない?」
2.
「デザインは承認済みです。でも、プレースホルダーテキストは仮入れなので、全部実際のコピーに書き変えてくれませんか?」
3.
「つまり、このコンポーネントは今の設定では調整できないので、1ステップ戻ってステータスを有効化してから、この画面に戻る必要があることをユーザーに伝えたいんです。一言で」
4.
「すべての利用規約を、CTAボタンの下に短く入れちゃいましょう」
5.
「Airbnbではこうやってるんですよ」
6.
「この機能はすでに開発済みです。あとはあなたにコピーをチェックして欲しいんです」
その通りです。コンテンツが最後まで残ってしまったときに起こることをまとめた6枚の写真です。
みんな、こんな感じなんです。プロジェクトの最初の段階からコンテンツのことを考慮しておかないと、この6枚の写真のような事態に陥ることになります。本当に、本当に腹立たしいですよね。しかし、解決するのも、本当に、本当に簡単なんです。
確かに、新しいプロセスや仕事のやり方を導入するのは大変なことです。簡単な応急処置をしたほうが、手間がかからないように思えます。しかし、長い目で見るとそうではありません。小さいことでいいので、どこかから手をつけましょう。
今日からできることをご紹介します:
- プロジェクトの最初の段階では、何かをスケッチし始める前に、まずコンテンツがどれくらいの範囲に及ぶのかを頭の中で整理してみてください。コンポーネントではなく、コンテンツにぴったりなデザインを考えることから始めましょう。何が書かれているのかわからないのに、トースト(下からぴょこんと出てくるタイプの通知)にするのか、カード型のUIを作るかなんて決められませんよね?
- ダミーテキストのことは忘れましょう。ユーザーテストや機能のレビューをする際には、コンテンツをできるだけ「最終版」に近づけましょう(それがどんな類いのものであれ、です)。そうすることで、あなたが「今書いてあるコピーは無視してください」と言わなくても、みんなが機能をしっかりと理解できるようになります。
- コンテンツをデザインプロセスの「最後のステップ」と考えるのをやめ、デザインの過程で欠かせない「パーツ」と考えてください。この考え方に意味があるかどうかは分かりませんが、スマートな感じがしますし、今書いているこの箇条書きだって、2つより、3つの方が見栄えが良いでしょう?
それでもまだ怖いという方は、「できるだけ早い段階で、すべての話し合いにライターを参加させる」ことを試してみてください。きっと後悔しないはずです。